圧倒的な豊かさ
とても素晴らしい空間で 時間を超えた世界を味わってきました。
我が家からは
バスで4つ目くらい、時間にすると15分…
自転車ですっといけてしまう距離にある
旧邸御室。
期間限定で公開されています。
京都には お庭の綺麗なお寺や
凝った建築様式の建物が沢山ありますね。
うちのご近所さんにも
大きくて 手入れの行き届いた
お屋敷のようなお宅は
沢山あるけれど
ちょっと今日は 桁外れ…
しかも 元々は個人宅…。
ネットで見かけて 近いから…と
それだけの理由で
お出かけしたのです。
雨も上がったし
脚の調子も良かったし…
テーブルに映り込んだ お庭が
まるで異次元…
言葉を失いました。
そして
ここで頂くお茶とお菓子の
美味しいこと…
贅沢、ここに極まった…感じです。
可愛らしい。
これを維持するのって 大変なんだろうな…
そう言うのは簡単な事です。
実際、それを続けている方や
応援してる方がいる。
震えてしまいます。
わたしにも させて頂ける事は ないかしら？と
心から思いました。
今回 初公開らしい 母屋の2階。
その階段のところにあった棚。
我が家と同じお人形を見つけました！
博多人形と沖縄のお土産らしきお人形。
懐かしい…
本棚の感じも 父の部屋のと
似ていて
懐かしくて 切なくて
ちょっとウルウル。
なんとも言えない 不思議な心地。
ここのところ
アンティークに のめり込み気味で
わたしの中の何かが
ある時代を求めているのか？
雰囲気を求めているのか？
よくわからないのだけど
価値があるから欲しいと言うのでは無く
それに触れると
切ない気持ちになってしまう
そういうものが たまたまアンティークに多くて
そのわけが知りたくて探したり集めたり
しちゃうのかも…しれない。
いきなり京都に越してきた理由…
いまだに わからないけれど
そんな事もあるのかな…
旧邸御室…
その建物やお庭
庭木や灯籠や茶室
どれもどれも素晴らしくて感動しました。
柱の木材一つとっても そのこだわりが
尋常ではなく
知識と趣味の良さ、そして好奇心や探究心の
強いエネルギーを感じました。
それを支えた 圧倒的な豊かさ。
そこにも 打たれました。
自分の向かいたい方向が
今日 おぼろげながら 見えてきたようで…
なんだかワクワクしています。
公開中に
また行けるといい、
というか
行かねば、です。
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